キャットフードの原材料

野菜入りキャットフードは健康的?メリット・デメリットを知ろう

市場に出回っているキャットフードには、野菜が使用されているものも多くあります。人間にとっては健康維持に欠かせない野菜ですが、野菜入りのキャットフードは猫にとって良いのでしょうか。そのメリットとデメリットをみていきましょう。

野菜入りキャットフードのメリット

まずは、野菜入りキャットフードを猫に与えるメリットをみていきましょう。

食物繊維が補給できる

猫はあまり水分を取らないため、便秘になりがちです。室内飼いの猫は運動量が少ないため、なおさらです。2日以上便が排泄されていなければ、便秘になっているといえるでしょう。

野菜に含まれている食物繊維は腸を刺激するため、腸内環境を整えて便秘を改善してくれます。そのため、便秘がちの猫には非常に有用です。さらに、胃の中に溜まった毛を絡め取って排泄する作用もありますよ。

ミネラルが補給できる

野生の猫は自分で昆虫やネズミなどを捕獲して食べるため、獲物に含まれたミネラルを取り入れることができます。しかし、ペットとして飼われている猫はミネラルが不足しがち。キャットフードに野菜が含まれて入れば、ミネラルを補給することができますよ。

野菜入りキャットフードのデメリット

いくつかのメリットがある野菜入りキャットフードですが、肉食動物の猫には野菜は必須ではありません。野菜入りキャットフードのデメリットを確認していきましょう。

加工段階で成分が失われている

野菜に含まれている酵素や抗酸化物質は、加工の段階でほとんどなくなってしまいます。そのため、生野菜と比べると栄養価はかなり劣ります。

さらに、売られているキャットフードには穀物が使用されている場合がほとんどです。食物繊維やミネラルだけであれば穀物からも摂取できるため、キャットフードに野菜を入れる必要性は低いといえるでしょう。

猫の健康を考えずに作られていることがある

野菜入りのキャットフードにも、質の良いものと質の悪いものがあります。なかには、飼い主へのアピールだけのために野菜を入れているキャットフードもあるのです。

特に、カラフルに彩られているキャットフードは要注意です。健康的なフードに見えますが、これは野菜などの食材の色ではなく着色料の色。体に良いわけがありませんよね。さらに、猫は視覚よりも嗅覚に頼って食べ物を判断します。色鮮やかにしても、食いつきは良くならないのです。

野菜入りのキャットフードであれば品質が劣るわけではありませんが、野菜の健康的なイメージを利用しているだけのキャットフードもあります。原材料を確認して、肉や魚がたっぷり含まれているかなどを確認するとよいでしょう。

生野菜は与えないこと

体に良いものを与えようと、生野菜を猫に食べさせる飼い主もいるようです。しかし、猫は野菜の消化が得意ではありません。草食動物や雑食動物とは違い腸が短いため、消化不良を起こして下痢になってしまうことがあるのです。

かわいい愛猫には新鮮な野菜を与えたいと思ってしまいますが、生野菜は猫の健康を害してしまいます。野菜に含まれる食物繊維やミネラルを与えたいのであれば、野菜入りのキャットフードを選ぶようにしましょう。